7月10日は「納豆の日」
7(なっ)、10(とう)の語呂合わせで、「関西納豆工業協同組合」が、
関西での納豆の消費拡大のために制定したのが始まりだそうです。
以前は「関西の方は納豆を食べない」と言われていましたが、最近では
そのようなことはありません。
確かに関東以北の方が消費量は多いようですが…。
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納豆の種類には、“糸引き納豆”と“唐納豆”があります。
一般的に納豆と呼ばれるのは“糸引き納豆”ですが、“唐納豆”は、“寺納豆”“浜納豆”とも
呼ばれ、中国から渡来して発達した発酵食品で、京都の大徳寺納豆や、浜松の浜納豆
などが有名です。
“糸引き納豆”の起源は諸説あり定かではなく、稲わらの中に入れた煮大豆が、偶然納豆
になったようです。江戸時代には、納豆売りが長屋にやってきて、朝ごはんには欠かせ
ない食材となり、納豆汁としても盛んに食べられていました。
かつては稲わらの中の納豆菌を利用して、“わらつと”に煮大豆を包んで、1~2日間保温
して作られていた納豆ですが、現在では、品質を安定させるために、純粋に培養した
納豆菌を使い、衛生管理された工場で作られ、パック詰めされています。今では、
“わらつと”や“経木(きょうぎ)”に包まれた納豆が懐かしいですね。
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納豆は栄養価が高く、大豆加工品の中でも消化が良い健康食品です。そのまましょうゆ
をかけて食べるのはもちろん、ねぎ、しょうが、青のり、しらす干し、卵などを加えて、
ご飯、お餅、麺類に、さらには、洋風にパンやパスタ、ピザなどと限りなくいろいろと
組み合わせることができます。
梅雨が明けていないのに暑い日が多い日々、納豆で朝ごはんを
しっかり食べて、元気に過ごして下さい。