節分に用いられる大豆のパワー

節分に用いられる大豆のパワー

節分が近づき、スーパーマーケットなどの店頭に、節分のグッズや大豆などの関連商品が目につくようになりました。

「古事記」には、稲・粟・小豆・麦・大豆の五穀、「日本書紀」には、稲・粟・稗・麦・小豆・大豆の六穀が出ており、古来より日本で大事にされてきた穀物の中に大豆が入っています。

ではなぜ大切な穀物の大豆を節分でまくのでしょう。
日本ではかつてより、これらの穀物や塩などを使って、邪気を祓い、清めたりする習慣が続いています。大豆は、中国では鬼の毒を殺し、痛みを止めると言われていました。また、語呂合わせで豆を魔目と書き、鬼の目に投げてぶつけて摩滅(まめつ)させる、鬼を射るからを転じていり豆を用いるなど諸説あります。

大豆は栄養的に優れており、たんぱく質は動物性食品に代わる「畑の肉」として重要な食品です。脂質はオレイン酸やリノール酸など必須脂肪酸を多く含んでいます。米に不足している必須アミノ酸のリジンも多く含んでおり、米と大豆を一緒に食べるとたんぱく質の栄養価を高めるため、白飯に味噌汁、納豆などはとても良い組み合わせになります。

大豆は大切な穀物と同様な栄養源であり、さらに霊力を持つと考えられ、大豆をまくことで、災いを祓い、更にその豆を食べることで力をいただけると考え続けられてきました。

大豆は10月頃に収穫され、今は新豆としておいしい季節です。新豆は、一晩3~4倍の水に浸し、弱火でコトコト煮汁がほぼなくなるまで煮るだけで、とても甘くておいしいですよ。

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