涼しくなりそろそろ焼き芋が恋しくなりました
女性はさつま芋を好きな方が多いですね。
さつま芋の主成分はお米と同じでんぷんです。お米より低カロリー、
ビタミンCや食物繊維が豊富に含まれているので、美肌効果、整腸効果、
便秘解消があると言われています。女性の身体にとってはうれしい食品
なのです。さつま芋が好きというのは女性の本能からなのでしょうか?
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さつま芋の食べ方にはいろいろとありますが、芋に甘味があると美味しさ倍増ですね。
「栗(九里)より(四里)うまい十三里」焼き芋屋さんの看板文句です。十三里とは、
日本橋からさつま芋の産地の川越までの距離だと言われています。焼き芋はあまりにも
甘くておいしいので、江戸時代には焼き芋屋さんは大繁盛だったそうです。
甘味を出すコツはゆっくりと加熱することです。さつま芋を加熱すると、さつま芋に
含まれているβ-アミラーゼという酵素が、でんぷんを分解して糖になり甘くなります。
酵素は加熱温度60℃位が一番よく働きます。ですから、一気に温度が上がってしまう
電子レンジ加熱では甘味が薄く、蒸し芋は甘くなります。さらに、ゆっくりと温度上昇
させるために、大きく切る事もコツになります。同じさつま芋で作った天ぷらでも、
薄く切るより厚く切って低温で時間をかけて揚げるとより甘くなります。同様に、石焼
芋はじっくりとゆっくり丸ごと時間をかけて加熱すると、とても甘く仕上がるのです。
もう一つのおいしさは“色”です。きれいな黄色に仕上げるには、皮は厚めにむくこと、
輪切りにした時に見える皮の内側にある輪の部分までむきます。さらに“あく”が強い
ので、皮をむいたらすぐに水に10分位浸してあく抜きをしましょう。
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お子さんが行っていらっしゃる学校や園で、これから“お芋堀り”の行事があるママさん
へ、アドバイスです。掘りたてのお芋は甘味が薄いので、天気の良い日にお日様に当て
て甘味を出してから、お料理してあげて下さいね。