千歳飴の由来
七五三の可愛らしい姿が見られるようになりました。
七五三のお祝いの恰好が着物や洋服でも、必ず手に持っているのが千歳飴の長い袋ですね。
では、千歳飴の紅白の色や長い形はどのような意味があるのでしょうか?
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千歳飴は、江戸時代に浅草で紅白の棒状の飴を「千年飴」「千歳飴(せんざい
あめ)」と名付けて、長い袋に入れて売り始めたのが始まりなどの説があります。
七五三の千歳飴の袋の絵柄は、“松竹梅”や“鶴亀”などが描かれています。これは、
“健康”や“生きていく力の強さ”、“長寿”を願ったおめでたい絵柄です。
長い飴は子どもの長寿を願い、“粘り強く”“細く長く”という意味が形に込められて
います。そして紅白の色の縁起の良い飴になったそうです。(飴のサイズは、直径
1.5cm、長さ1メートル以内と決まっているそうです。)
当時は子どもたちの生存率が低かったために、親や周囲の大人たちからの、
子どもへの無事な成長と長生きの願いが大きかったのですね。
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千歳飴を入れる袋や飴も、最近ではキャラクターなどの絵柄に代わり、飴もさまざまに
なりましたが、このような昔から続く子どもへの思いが詰まっていることを、千歳飴を
食べながら、お子さんとお話ししてみてはいかがでしょうか。