お年玉ってなんであげるの?

スーパーなどで鏡餅が並び始めました。

鏡餅は、穀類の実りをもたらす年神様(としがみさま)への供え物。
丸い餅を鏡というのは、鏡には神の姿がとどまると考えられていたからです。
二つ重ねるのは、年を重ねるという意味や、太陽と月、陰と陽、男と女を表しています。

お正月の子どもたちのお楽しみにお年玉があります。
本来は「歳魂(としだま)」でした。現在では、新年の特別なお小遣いとなりお金を
渡しますが、小さい丸餅や鏡餅を年神様からのお下がりとして子どもたちに食べさせて、
新たな生命を充足させると考えていたのが始まりでした。

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鏡餅の飾り方の意味
・扇……末広がり
・橙(だいだい)……「代々」と家が続くように。
・伊勢えび……腰が曲がるまで長生きできるように。 
・昆布……「よろこぶ」「子生」にかけて。
・裏白(うらじろ:シダ植物の一種)…葉の表が緑色で裏が白色であることから、裏表のない心。
・譲葉(ゆずりは)……親子草ともいわれ「子孫繁栄」
・御幣(ごへい)……神が宿る所。  

※ 飾り方は地方や家によって異なります。 
 
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