節分について① そもそも節分とは?
節分といえば豆まきですね。
誰でも子供の頃には毎年行っていた行事ではないでしょうか。
では、なぜ豆をまいて、いわしや巻き寿司を食べるの?と思ったことはありませんか?
節分は季節の変わり目の立春・立夏・立秋・立冬の前日のことでした。
その中で立春は旧暦では正月と重複するか連続する日であったことから、
春と新年を迎える大切な節目の日として、室町時代以降「追儺(ついな)」の
行事として豆をまいて邪気を祓い、江戸時代よりひいらぎにいわしの頭を刺した
「やいかがし」を家の戸口などに置いて魔よけにするようになりました。
私がいまだに何となく覚えている幼稚園の時の紙芝居のお話です。
山から鬼がやって来るので、おじいさんとおばあさんが家の周りにいわしの頭を
刺したひいらぎを挿し、豆を囲炉裏で炒って鬼にまくと、鬼はひいらぎが刺さって
チクチクと痛い!いわしは臭いし目が怖い!豆をぶつけられて熱いし痛い!と言って
山に逃げて行きましたとさ。