春のお彼岸に手作り“ぼたもち”はいかが?
今年も雪がたくさん降りました。立春を過ぎてもまだまだ寒い日があります。
でも、昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言われ、お彼岸を境に暖かい日が多くなります。
春分の日をはさんで前後3日ずつの計7日間を「春の彼岸」と言います。
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彼岸とは、仏教での極楽浄土のことです。春分の日には昼と夜の長さが大体
同じになり、太陽が西にあるとされる極楽に一番近くに沈む日となります。
そこで、お彼岸にはご先祖様のお墓参りに出かける訳です。
「春のお彼岸」の食べ物はというと“ぼたもち”です。“おはぎ”とも言われますが、
春は“ぼたん”の花の季節なので“ぼたもち”、秋は萩の花の季節なので“おはぎ”と
呼ばれます。“ぼた”には大きいという意味があり“ぼたもち”は大きく豪華に、
ぼたんの花のように作ります。
子供の頃祖母が作ってくれた“ぼたもち”は、野球ボール位に大きくて、
とても一度には食べきれませんでした。でも祖母手作りの“ぼたもち”は
とてもおいしく、待ち遠しい食べ物でした。
ぜひ、皆さんもぼたもちの手作りに挑戦してみませんか。
市販のあんを使うと簡単に作れます。
■ぼたもちの作り方
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材料(10個分)
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もち米 200g
うるち米 90g
水 2合分の水加減
市販のつぶあん 800g
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作り方
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①もち米とうるち米をとぎ、水を加えて30分浸漬して、炊飯器で炊き、
熱いうちにすりこ木などで米粒が半分位なくなるまでつぶす。
(半殺しと言います)
②つぶあんを10等分にする。
③ご飯が炊きあがったら冷まし、10個に分けて丸める。
④かたく絞ったぬれ布巾またはラップに、1個分のあんを広げ、③の
ご飯を真ん中にして包む。
※お好みで、きな粉をまぶしてもOK
きな粉2:砂糖1の割合で、塩を少々加えます。
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