「いくら」は何の卵?「筋子」との違いは?

「いくら」は何の卵?「筋子」との違いは?

この季節の行事などの食事にいろどりや華やかさを添える「いくら」や「筋子」ですが、何の卵なのでしょうか。また、「いくら」と「筋子」の違いも意外と知らない方がいらっしゃるのではないでしょうか。

「いくら」とは、もともとロシア語で「魚卵」「粒つぶした小さいもの」という意味で、ロシアではキャビアやたらこも「いくら」と呼ぶそうです。日本では一般的には、サケやマスの魚卵を指しますが、漁業関係の方たちはサケの卵だけを「いくら」と呼ぶそうです。
「いくら」は、サケやマスの卵巣から卵の粒を取り出し、網目を通してバラバラにして塩漬けしたものです。
「筋子」は、サケやマスの魚卵を卵巣膜に包まれたままの状態で塩蔵したもので、卵が筋のようにつながっているので「筋子」と呼ばれています。
「いくら」は筋子に比べて塩分が少なく、成熟した卵巣から作られるので筋子より粒が大きい物が多いので、見栄えが良いです。

最近ではいくらのコピー食品が出回るようになりました。人造いくらは、1970年代に日本の化学メーカーによって作られ、天然色素で着色したサラダ油、海藻から抽出したカラギーナンなどを、海藻から抽出されたアルギン酸ナトリウムの皮膜で包んだものです。天然のいくらとの見分け方は、お湯に入れると天然の「いくら」は白くなりますが、人造いくらはお湯に入れても変色しないので温かい料理に使えます。

「いくら」は、この冬例年より価格が下がっているとか…
和食の料理以外にも使って食卓を彩ってください。



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