料理の作り方の“少々”ってどの位?
料理の作り方には、どの位の量なのかわかりにくい表現があって、
悩んでしまうこともあるかと思います。
微妙な分量や加減を表わすことばは、実際にはどの位の量になるのでしょうか。
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少々 ………… 親指・人差し指の2本の指でつまんだ量
(塩にすると約0.3~0.5g 小さじで1/4位)
ひとつまみ … 親指・人差し指・中指の3本の指でつまんだ量
(塩にすると0.8~1g 小さじで1/2位)
ひとにぎり … 片手でにぎった量(塩にすると大さじ2~3位)
ひとつかみ … 片手でつかんだ量(かつお節にすると4人分の汁物のだしをとる位)
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水の分量の表現では
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ひたひた ……… 材料がようやく浸かる位の量
かぶるくらい … 材料が顔を出さない位の量
たっぷり ……… 鍋などの入れ物の八分目位の量
なみなみ ……… あふれる位の量
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火の加減の表現では
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とろ火 … 一番弱い火加減
→長時間コトコトと煮る時など
弱 火 … 中火の半分位の火力で、鍋底に炎が付かない火加減
→煮立てずに煮る時など
中 火 … 炎の先端と鍋底がわずかに付く位の火加減
→調理で通常使用する火加減
強 火 … ガスのコックを全開にして、炎が鍋の底全体に収まる火加減
→煮立てる(沸騰)時や炒め物をする時など
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いろいろな表現や単位がありますが、減塩を心がける方たちは“かん”に頼らず、
“調味料は計量する習慣”をつけて下さいね。