鍋に牡蛎は最高!

鍋に牡蛎は最高!

暦の上では春ですが、まだまだ寒い日もあり、寒い時のメニューに鍋物料理は最高です。その鍋に牡蛎を加えると、旨みとコクが出てとてもおいしい鍋になります。
牡蛎は栄養豊富で「海のミルク」と呼ばれています。英語ではオイスターでオイスターソースの主原料なのでおいしいはずです。
また、牡蛎には、不足しがちな亜鉛が豊富に含まれ、新陳代謝を高め免疫力もアップ、髪や皮膚などを作り、味覚を正常に保ってくれる大きな働きをします。

牡蛎の名前の由来は、石から掻き落とす、殻を砕いてとる、貝殻が欠けやすい、掻き出して食べるからなど諸説あるようです。

日本で出回っているものは、マガキと岩ガキが主で、市販されている牡蛎の多くは養殖ものです。牡蛎は英語で「r」の付く月に食べると言われていますが、岩ガキは「r」の付かない月でも流通しているので、1年中食べることができます。

購入する時に生食用と加熱用のどちらを選んだらよいのか悩むのではないでしょうか。
なんとなく、生食用の方が鮮度がよいのでは・・・と思いがちですが、違いは各県で指定した海域で収穫された牡蛎を、浄化処理したものが生食用です。牡蛎を食べて怖いのはノロウウイルスや食中毒菌に汚染されていることです。そのために汚染が少ない海域が指定されています。指定されていない海域で収穫され浄化処理せずきれいに水洗いしたのが加熱用です。加熱用の方が太っていて味も濃いともいわれます。加熱用は生食せずに、牡蛎鍋はもちろん、牡蠣飯、カキフライ、焼き牡蠣、バター焼きなど必ず加熱して食べてください。



PAGE TOP