ののこめし[いただき](鳥取県)

ののこめし[いただき](鳥取県)

現在では「いただき」と呼ばれることが多くなったそうです。「ののこ」は、防寒用の綿入れを着たこども「布子(ぬのこ)」に似ていることからの名前、「いただき」は、信仰の山である大山(だいせん)の頂上の事だそうです。米子地方の油揚げは大きな三角形で、これを使って作られるので仕上がりは三角形になります。お弁当にする場合は、濃い目の味付けにして下さい。具材に、鶏肉やしらたきを入れて作る方もいます。

■ このレシピについて
レシピカテゴリ
レシピテーマ
その他 豆類・豆製品 野菜類 きのこ類
定番お弁当

材料

■ 油揚げ4枚分 | エネルギー:654kcal | 食塩相当量:2.8g ※エネルギー・塩分量は1人分の値です。
1カップ(180g)
油揚げ 4枚
ごぼう 1/4本(50g)
にんじん 1/4本(50g)
干ししいたけ 2枚
[A]水 2カップ
[A]素材力本かつおだし 1/2本
[A]素材力こんぶだし 1本
[A]砂糖 大さじ2
[A]しょうゆ 大さじ2
[A]酒 大さじ1
[A]みりん 大さじ2

作り方

■ 調理時間:60分
①米を洗い、30分以上水に浸し、ざるにあげて水気をきる。
 干ししいたけは戻しておく。
②油揚げは半分に切り、ザルにのせて熱湯をかけて油抜きし、
 開いて袋状にする。
③ごぼうはささがきにし、にんじんはせん切り、戻した干し
 しいたけは細切りにする。
④米と③の野菜を混ぜ合わせ、②の油揚げに7~8分目程度に
 なるように詰め、つまようじで縫うようにしてとめる。
⑤鍋に④をつまようじが上になるようにして並べて入れ、
 [A]を入れて、蓋をして火にかける。
⑥沸騰したら火加減を弱めの中火にし5分位、さらに弱火に
 して10分位加熱する。そのまま冷まして、味を含ませる。

鳥取県の郷土料理である「ののこめし」は、油揚げのなかに新鮮な野菜とお米を詰めてだし汁の中で炊き上げた料理です。油揚げは、豆腐のたんぱく質が加熱によって変化して海綿状となっており、カルシウム、たんぱく質、ビタミンEなどが豊富な食材です。作りおきができる、腹持ちが良い、そしてふっくらとした何ともいえない形が食欲をそそります。




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