お鍋でご飯を炊いてみましょう
お鍋でごはんを炊いてみませんか?
節電にもなり、20分程度で炊けるので時間短縮にもなります。
コツをつかめば簡単に、おいしいご飯が楽しめます。
一度覚えておけば、停電時にも慌てず対応ができますね。
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この災害の影響で、スーパーの棚からあっという間に消えた商品の1つに、電子レンジで
加熱するだけで食べられる無菌包装の米飯がありました。停電などで炊飯器が使えなく
なった時の非常食として、購入する方が多かったのでしょう。
炊飯器が使えなくても、火と水と鍋があれば大丈夫!
おいしいご飯を炊くことができます。ぜひ挑戦してコツをつかんでみて下さい。
お鍋は、ホーロー鍋など家庭用の厚手の鍋で可能です。
(フタが重たいものの方が、おいしく炊き上がります)
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手 順(米3カップ 5人分程度までの炊飯の場合)
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① 洗 米
無洗米なら、もちろん洗う必要はありません。
② 水加減
米の体積の1.2倍
③ 浸 水
米を洗って、鍋に入れて分量の水に30分以上浸けておきます。
水温の低い時は長めに浸けます。
④ 加 熱
フタをして中火〜強火で沸騰させます。 ※沸騰まで最低でも5分位かかるように。
沸騰したら1分そのままで、その後ふきこぼれないように中火にして4分
→弱火で5分→ごく弱火で5分→蒸らし5分で炊き上がります。
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現在では、水加減は「米の体積の1.2倍」、「炊飯の最低条件は“98℃で20分」と
いわれていますが、昔は「研いだ米を釜に入れ、水加減は米の表面から人差し指の第一
関節までとか、手のひらをつけてくるぶしまで」と手で量っていました。
そして、火加減は「はじめちょろちょろ、なかぱっぱ、赤子泣いても蓋(フタ)取るな」
などと言われていました。
先人の知恵を生かして、いざという時のためにも、ご飯をお鍋で炊いてみてください。
少々のおこげもたまにはおいしいものです。