寒い冬を乗り切る“冬至”

冬至の風習として皆さんは、かぼちゃを食べ、柚子湯に入るのではないでしょうか。
かぼちゃは中風にかからず長生きができ、柚子湯に入ると一年中風邪をひかないとされ、
寒い冬も元気に過ごせるといわれています。

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かぼちゃは、夏に収穫される野菜ですが、収穫される野菜が減ってビタミン不足になる
この時期に、保存が効くかぼちゃを食べてビタミンをとるのは先人たちの知恵です。
かぼちゃはβ−カロテン・ビタミンＣ・Ｅが豊富で、細胞を若々しく保ち、エネルギー
代謝を活発にして血行を促進・細胞の再生・疲労回復に有効です。

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柚子湯のそもそもの意味は、川や海で身を清める禊（みそぎ）の一種で、
これからますます寒くなる冬を乗り越えて、無事に春を迎えることができる
ようにということでした。
柚子に含まれるビタミンＣは美肌を保ち、ひびやあかぎれの予防に有効です。
また、柚子特有の香りの製油成分リモネンは、自律神経に作用して、リラッ
クス効果があります。

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冬至を境に日は少しずつ長くなりますが、
節電にも協力した寒さはこれからが本番ですね。

栄養豊富なかぼちゃを食べて、柚子湯に入って温まり、
心身の疲労回復をして、元気に寒い冬を乗り切りましょう。

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■中風とは？
中気ともいい、脳出血などの後遺症として現れ、半身不随、顔面、腕または脚の麻痺や運動障害などの症候群です。